2016年7月11日月曜日

★「温故知新」なーんて事についての考察。★



参院選終わりました。
やはり投票率が余り変わらなかったのが残念でしたね。自分の意思を示そうとしなかった方が半数近くいるという事ですか…。これから日本は高齢化が進むわけですから、いろんな所で政治に向き合う場面をもう少し考えなければとは思いました。

今回自民党はアベノミクスの成果を訴え、経済再生に向けての更なる前進を主張してきた訳ですが、資源的部分でも金融の世界でも海外に依存している部分が強いですし、余程舵の切り方を誤らない限りは、まぁほぼ世界経済と同調せざるを得ない状況なんだろうと思いましたし、これから劇的に景気が回復するとは有権者もそれほど考えてなかったのかもしれませんね。

さて全てではありませんが、野党の皆様は今回の選挙で与党が3分の2を取ってしまうと憲法改正に突き進んでしまうと連立候補まで出して、物凄い「憲法改正反対」を唱えてきましたが、民進党は名前まで変え、イデオロギーの違う政党と手を組んでまでしても阻止する結果を出せなかったのは、残念だっと思います。しかし、この結果とこの危機感の中でしっかり話し合いの場所と機会を作り得たわけですから、国民投票のその時まで国民の理解を得られる確固とした議論を尽くしてほしいです。無党派層にもです。


さて、学校で「温故知新」という言葉を習いました。
ワタクシの学んだところが正しいとすれば、「古きを尋ねて新しきを知る」なんですよね。先人や先達の方々から「今の日本は、戦前のきな臭い時代に似ている。」というお話がたまに出てきます。そこから今の時代を嗅ぎ取り今、護憲・改憲の議論を尽くすことは
当然必要です。しかし、なにもそれだけではなく日本古来の文化や風習などからにも「温故知新」を考えなければいけないのだろうし、そんなことを忘れてしまったのかな?と感じざるを得ない選挙戦だったなと個人的には思いました。


例えば三宅洋平クンが「ヤーマン」を連発しているのを見て「は?」と調べても出てこなかったり、「put your hands up!」と実に流暢な発音で叫ばれても、多分お年寄りにはわかんねーだろうなとか、やはり違和感だったしどーしても入れられなかったのです。ワタクシが山形県鶴岡市という産で、そこの風土や文化で育った「はじまり」があったからなんでしょうか。


でもね、彼からも色々教わりました。
前回より数万票取れた事は素晴らしいと思いますよ。

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