2016年3月4日金曜日

★ツアー開始なんかの考察★

こんにちは。
今年も遂に我々神楽亭のツアーが始まりました。
今年は昨年末まで神楽亭のビートを刻んできた松田雄が辞めまして、ワタクシと中村研司の二人となりその次の新たなる神楽亭のために“NEXT”というお題目で回る事にしましたが、これは松田雄の為の “NEXT”でもあって欲しいという願いも込めました。松田雄には会社員という日本の根幹を支える組織の一員として、信念と変わらぬ情熱を持って取り組んでもらいたいです。


今ですね、

会社員(俗にはサラリーマンともいわれいますけど)は日本社会の根幹を支えていると言いました。単純に言っちゃえばですが資本主義経済の現在の日本でですよ、彼ら或いは彼女達が全員、いま在籍している企業にその理念を追いかけられず、夢もなくなり、幾ばくかの退職金を手にして退職し税金も年金も払わずにですよ、高円寺ガード脇の焼き鳥屋で昼から飲んだくれ始めたとしましょう…。そうなれば解りきったことですが、


日本は終わりますよ。(笑)



ね。

それでは、一般的には自らをアーティストなどと自称し、自らの理念や夢を普遍的に昼間の酒場で一方的に主張し他人に迷惑をかけ、野垂れ死にする確率が非常に高い「芸術家」などと呼ばれている(ホントは自分だけ思っているであろう。)方々は果たして、社会の根幹の一部を担っておりますかね?(笑)


少なくとも音楽に限って言わせていただけるのであれば、

ワタクシ的に見る限りでは、大分怪しくなってきたのでは?と、感じます。日本に於いてかもしれないんですけれど、ポピュラー・ミュージックにおいては、先ず「ツケ」を先延ばしに延ばしてきたその理念と夢が瓦解しはじめているような気がするんですけどね。インターネットで世界が繋がり、フリーに音楽を配信したりダウンロード出来たりするような時代になってきました。そうすると、先ず今まで独占的に利益の分配を取り仕切っていた著作権管理団体とか、大手レコード会社を初めとする音楽出版企業の存在が意味をなさなくなってきてます。


ま、はっきり申し上げさせていただければ、

これら法人・企業の方々は「自業自得」なんですよね。音楽を作り出す側の意見を聞かず、流行を生み出しては壊すをくり返し、印税のパーセンテージも一方的に決めちゃえばですよ、ミュージシャン側からしてみれば自分で管理した方が良いと考えるのは必然ですからね。インターネットの出現で決定的になっちゃいました。バイトとかしなくても自分達だけで音楽で食べれるようになった人、増えたんじゃないですかね?(贅沢しなければですが。)


そうなるとですよ。

これからのミュージシャンとはどうなっていきますかね?
これだけは確実に言えるような気がしますが、真面目じゃなきゃやはりダメな気がします。自分の力で自分の音楽の理念とか夢に真剣に取り組んで、作品とライブに対しては、
自分を徹底的に追い込んで管理する辺りではないですかね。それを成し遂げるためには、他人に任せたりせず、自分で責任を取るってことですかね。


そういえば最近、

昔のジャズマンの方達の話を伺う機会が多いんですけど、
取っ払いでギャラ貰ってた頃の先輩方は皆、自分で管理してしっかり次の為の練習をしてたらしいです。

そう、NEXTの為の。
ワタクシも、そこを目指したいです。






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